絹
アレッサンドロ・バリッコ
十九世紀フランスの蚕種商人が、蚕の卵を買い付けに四度日本へ渡る短い長編。ヨーロッパの蚕が病に倒れ、地の果てとされた国まで足を延ばすという商いの話に、言葉の通じない少女との無言の関係が重なっていく。数行で終わる断章を積み重ね、同じ旅路の描写が少しずつ形を変えて繰り返される。筋よりも余白と反復で読ませる小説として読み継がれてきた。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- ニール・シュトラウス(作家・『ザ・ゲーム』著者)が薦めた。
本というより繊細なガラス細工だ
出典: ニール・シュトラウス公式サイト 年間ベスト本
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