ハンニバル

トマス・ハリス

「羊たちの沈黙」の続編にあたる長編。逃亡したレクター博士の行方を、彼に顔を奪われた富豪とクラリスがそれぞれ追い、やがて三者が交わる。博士がフィレンツェで図書館の学芸員として暮らす前半が、猟奇と美意識の結びつきを最も濃く見せる。退治される怪物ではなく美学を持つ存在として悪を描き切り、賛否の割れる結末で議論を呼んだ。

ジャンル: 小説・文学

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