ケリー・ギャングの真実の歴史

ピーター・ケアリー

オーストラリアの伝説的な無法者ネッド・ケリーが、娘に宛てて綴った手記という形式で書かれた長篇。アイルランド系移民の貧しい家に生まれた少年が、警察と地主に追われるうちに強盗団の首領になるまでを本人の声で語る。句読点をほとんど欠いた独特の文体が、教育を受けていない男の息づかいを写し取る。英雄でも悪党でもない像を立ち上げ、ブッカー賞を受けた。

ジャンル: 小説・文学

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