カッコウの托卵 進化論的だましのテクニック
ニコラス・B・デイヴィス
他人の巣に卵を預けるカッコウの生態を、長年の野外実験で解き明かした本。著者はケンブリッジ近郊のウィッケン・フェンで、擬卵を使ってヨシキリが偽物を見破れるかを確かめ続けた。宿主が卵に「署名」を凝らせばカッコウの卵も精巧になるという、見破りと騙しの軍拡競争が具体的に示される。ヒナが宿主の卵を巣から押し出す本能や、餌ねだりの声の仕掛けまで踏み込む。
ジャンル: 科学・数学
この本を薦めた人(1人)
- マット・リドレー(サイエンス作家、『繁栄』『やわらかな遺伝子』著者)が薦めた。
硬い科学と柔らかい自然の融合
出典: New York Times 書評
マット・リドレーが薦めた他の本
- 利己的な遺伝子(リチャード・ドーキンス)
- 二重らせん DNAの構造を発見した科学者の記録(ジェームス・D・ワトソン)
- 虫とけものと家族たち(ジェラルド・ダレル)
- 火星の人(アンディ・ウィアー)
- ルビコン 共和政ローマ崩壊への物語(トム・ホランド)
- 生命、エネルギー、進化(ニック・レーン)