ブルーノの問題

アレクサンダル・ヘモン、柴田元幸・秋草俊一郎 編訳

ボスニア出身の作家が英語で書いた最初期の短編集。内戦で故郷に帰れなくなった者の視点から、サラエヴォと亡命先のアメリカを往復する記憶を、虚実の混じる語りで描く。断片を並べて偽の評伝を組み立てる「アルフォンス・カウダースの生涯と作品」や、包囲下の街からの手紙で綴る「コイン」を収める。母語を手放した書き手が別の言語で過去を語り直す試みとして読まれてきた。

ジャンル: 小説・文学

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