最初に父が殺された あるカンボジア人少女の記憶

ルオン・ウン

ポル・ポト政権下のカンボジアを生き延びた著者の回想録。五歳で首都プノンペンを追われ、村や労働キャンプを転々とし、父を、続いて母と妹を失うまでを記す。当時の少女の目線と現在形の文体を保ったまま書かれ、飢えと恐怖の日々が説明抜きに立ち上がる。虐殺の全体像ではなく、一家族に起きたことから時代を伝える記録になっている。

ジャンル: ノンフィクション

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