最初に父が殺された あるカンボジア人少女の記憶
ルオン・ウン
ポル・ポト政権下のカンボジアを生き延びた著者の回想録。五歳で首都プノンペンを追われ、村や労働キャンプを転々とし、父を、続いて母と妹を失うまでを記す。当時の少女の目線と現在形の文体を保ったまま書かれ、飢えと恐怖の日々が説明抜きに立ち上がる。虐殺の全体像ではなく、一家族に起きたことから時代を伝える記録になっている。
ジャンル: ノンフィクション
この本を薦めた人(1人)
- ナンシー・パール(米国で最も有名な司書・書評家)が薦めた。出典: ナンシー・パール著『Book Lust to Go』掲載書リスト
ナンシー・パールが薦めた他の本
- 『終わりの街の終わり』(ケヴィン・ブロックマイヤー)
- 『丁子と肉桂のガブリエラ』(ジョルジェ・アマード)
- 窓際のスパイ(ミック・ヘロン)
- 百年の孤独(ガブリエル・ガルシア=マルケス)
- 闇の奥(ジョゼフ・コンラッド)
- 『崩れゆく絆』(チヌア・アチェベ)