ゴースト・ライター
フィリップ・ロス、青山南 訳
作家志望の青年ネイサン・ザッカーマンが、敬愛する老作家の家を訪ねる一夜を描いた小説。書くことと自らの出自との間で引き裂かれる主題が、以後の連作の出発点となった。山中に隠棲する作家ロノフの家で出会った謎めいた女性を、生き延びたアンネ・フランクだと空想する場面が中心に置かれる。ユダヤ人としてどう書くかという問いを、若い作家の一夜の滞在に凝縮した作品である。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- ジョナサン・サフラン・フォア(『エブリシング・イズ・イルミネイテッド』著者)が薦めた。出典: Strand Book Store「Author's Bookshelf: Jonathan Safran Foer」(2016年、本人が選んだ愛読書50冊。原書 The Ghost Writer)
ジョナサン・サフラン・フォアが薦めた他の本
- 『肉桂色の店』(英題: The Street of Crocodiles)(ブルーノ・シュルツ)
- 地球に住めなくなる日 「気候崩壊」の避けられない真実(デイビッド・ウォレス・ウェルズ)
- 地下鉄道(コルソン・ホワイトヘッド)
- マイロのふしぎな冒険(ノートン・ジャスター)
- 恥辱(J・M・クッツェー)
- ガラテイア2.2(リチャード・パワーズ、若島正 訳)