姿なきテロリスト
リチャード・フラナガン
一夜の出会いからテロリストに仕立てられた女性を描く長編。シドニーのクラブで踊る「ドール」は、爆弾事件の容疑者と過ごした一晩の防犯カメラ映像を報道に流される。テレビの司会者と警察と世論が事実を追い越して物語を作り上げ、逃げ場を失っていく数日が緊迫した筆致で追われる。テロ後の社会が誰を敵として名指すのかを、追い詰められる側から見せる。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- ナンシー・パール(米国で最も有名な司書・書評家)が薦めた。出典: ナンシー・パール著『Book Lust to Go』掲載書リスト
ナンシー・パールが薦めた他の本
- 『終わりの街の終わり』(ケヴィン・ブロックマイヤー)
- 『丁子と肉桂のガブリエラ』(ジョルジェ・アマード)
- 窓際のスパイ(ミック・ヘロン)
- 百年の孤独(ガブリエル・ガルシア=マルケス)
- 闇の奥(ジョゼフ・コンラッド)
- 『崩れゆく絆』(チヌア・アチェベ)