インターネットは自由を奪う 〈無料〉という落とし穴

アンドリュー・キーン

インターネットが社会に何をもたらしたかを批判的に検証した論考。無料と便利さと引き換えに、富も雇用もごく少数の勝者へ集まる仕組みができたと見て、その帰結を各章で数え上げる。十四万人を雇っていたコダックが消え、社員十数人のインスタグラムが十億ドルで売れたという対比が、著者の議論を象徴している。ネットを民主化の道具として語る側への反論をまとめた本で、技術礼賛の裏側を確かめたい読者に向く。

ジャンル: 経済・社会

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