わたしの名は赤
オルハン・パムク、宮下遼 訳
十六世紀オスマン帝国の細密画師たちを描いたノーベル賞作家の長編。画師の一人が殺され、犯人を探る筋を通して、絵はどう描かれるべきかという論争が語られていく。死者や犬、一本の木、金貨、そして赤という色までが章ごとの語り手になり、同じ事件を別々の角度から語り継ぐ。伝統の細密画と、西欧から入ってきた遠近法や肖像画のあいだで揺れる世界が浮かび上がる。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- ジョナサン・サフラン・フォア(『エブリシング・イズ・イルミネイテッド』著者)が薦めた。出典: Strand Book Store「Author's Bookshelf: Jonathan Safran Foer」(2016年、本人が選んだ愛読書50冊。原書 My Name is Red)
ジョナサン・サフラン・フォアが薦めた他の本
- 『肉桂色の店』(英題: The Street of Crocodiles)(ブルーノ・シュルツ)
- 地球に住めなくなる日 「気候崩壊」の避けられない真実(デイビッド・ウォレス・ウェルズ)
- 地下鉄道(コルソン・ホワイトヘッド)
- マイロのふしぎな冒険(ノートン・ジャスター)
- 恥辱(J・M・クッツェー)
- ガラテイア2.2(リチャード・パワーズ、若島正 訳)