戦後文学のみた〈高度成長〉
伊藤正直
高度成長期に書かれた小説が、同時代の経済と社会をどう捉えていたかを読み解いた一冊。伊藤整、黒井千次、城山三郎らの問題作から、産業と労働、家族、統治の変容を辿る。統計や政策文書には残らない働く人の実感や、都市に流れ込んだ人々の暮らしの手ざわりを、小説の記述から拾い上げていく。経済史を専門とする著者が、文学を史料として扱った試みになっている。
ジャンル: 経済・社会
この本を薦めた人(1人)
- 楠木建(一橋ビジネススクール 特任教授)が薦めた。出典: 本人の書評(ALL REVIEWS収録)
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