斧
ドナルド・E・ウェストレイク
リストラされた製紙会社の管理職が、再就職のために競合候補を一人ずつ消していく犯罪小説。企業社会の論理をそのまま殺人に接続し、失業の恐怖を黒い笑いに変えた。主人公は架空の求人広告を出して同業者の履歴書を集め、自分より有利な候補を選び出していく。淡々とした一人称の語りが、これを異常者ではなく普通の父親の話として読ませる。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- スティーヴン・キング(作家 / 『シャイニング』『IT』著者)が薦めた。出典: 『書くことについて』(On Writing)巻末の推薦図書リスト
スティーヴン・キングが薦めた他の本
- ハックルベリー・フィンの冒険(マーク・トウェイン)
- 蠅の王(ウィリアム・ゴールディング)
- 一九八四年(ジョージ・オーウェル)
- ブラッド・メリディアン(コーマック・マッカーシー)
- 悪魔の詩(サルマン・ラシュディ)
- 荒涼館(チャールズ・ディケンズ)