アラビア太郎

杉森久英

サウジとクウェートの中立地帯で油田を掘り当てた実業家・山下太郎の評伝小説。満洲で事業を広げた戦前から、敗戦ですべてを失い、六十を過ぎて石油利権の交渉に乗り出すまでを追う。資源を持たない日本で自前の油田を求め、アラビア石油を興してカフジ油田を掘り当てるまでが中心になる。国家の事業を民間の執念が動かした記録として読める。

ジャンル: 伝記・評伝

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