後鳥羽院 第二版
丸谷才一
隠岐に流された帝王歌人・後鳥羽院を、日本語詩歌の頂点に立つ詩人として論じた文芸評論。伝記を書くのではなく院の歌を一首ずつ読み解き、本歌取りや掛詞が生む重層的な構造を取り出していく。和歌を純粋な芸術として自立させようとした藤原定家と、宮廷文化あってこその和歌と考えた院とを対比する。読売文学賞を受けた版に三篇を加えた第二版で、新古今の見方を塗り替えた。
ジャンル: 小説・文学
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- 垣添忠生(日本対がん協会会長)が薦めた。出典: 日本経済新聞「リーダーの本棚」
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