帳簿の世界史
ジェイコブ・ソール/村井章子 訳
複式簿記の歴史から国家と企業の興亡を描いた歴史書。帳簿をつける技術そのものより、権力者が自分の数字を正直に開くことができたかどうかで国の運命が分かれたと論じる。メディチ家の元帳、ルイ十四世が持ち歩いた金の帳簿、フランス革命前の財政公開、近代の破綻までを並べる。会計を専門家の技術ではなく政治と道徳の問題として読み直した点に、この本の面白さがある。
ジャンル: 歴史・文明
この本を薦めた人(1人)
- 関根愛子(日本公認会計士協会会長)が薦めた。出典: 日本経済新聞「リーダーの本棚」(日経本文は有料のためBusinessBooks.jpの採録で確認)
関根愛子が薦めた他の本
- 道をひらく(松下幸之助)
- 減価償却の知識(沼田嘉穂)
- 人工知能は人間を超えるか(松尾豊)