大地の子
山崎豊子
中国残留孤児となった日本人・陸一心の半生を描く長編。敗戦の混乱で家族と離れ、中国人教師に育てられた少年が、日本人であるという一点で文化大革命の告発を受け、労働改造所へ送られる。のちに日中合弁の製鉄所建設に技術者として加わり、そこで実の父である日本人技術者と向き合うことになる。八年の取材を経て書かれ、二つの祖国のあいだに立たされた人間の位置を正面から扱う。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- 黒田篤郎(日本貿易保険社長)が薦めた。出典: 日本経済新聞「リーダーの本棚」