新装版 光と影

渡辺淳一

同じ戦傷を負った二人の軍人が、腕を切るか残すかという医師の一存で正反対の人生を歩む中編。直木賞を受けた作品で、偶然の分岐が運命を決めてしまう不条理を静かに描く。医師でもあった渡辺淳一が、治療の場の一つの判断が人の一生を分けてしまうさまを追った。同時収録の「宣告」「猿の抵抗」「薔薇連想」にも、人を分ける線が繰り返し現れる。

ジャンル: 小説・文学

この本を薦めた人(1人)

前田新造が薦めた他の本