霧の旗
松本清張
兄の弁護を断られた娘が、その弁護士への復讐に向かう松本清張の長編。金がないという理由で依頼を退けられ、兄は獄中で死に、妹の柳田桐子は東京へ出て生き方を変えていく。やがて弁護士自身が殺人の疑いをかけられたとき、桐子は真実を握ったまま黙り続ける。金がなければ正義も届かないという社会の構図を、一人の女の執念として描き切る。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- 小林元治(日本弁護士連合会会長)が薦めた。出典: 日本経済新聞「リーダーの本棚」
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