雄気堂々

城山三郎

城山三郎が渋沢栄一の若き日を描いた長編の上巻。武蔵国血洗島の農家に生まれた栄一が、攘夷に燃えて高崎城の乗っ取りを企て、一転して一橋家に仕えるまでの振幅を追う。幕臣としてパリ万博に随行し、ヨーロッパで株式や銀行の仕組みを目にする場面が転機になる。時代に翻弄されながら実業の道を見つける前半生が、そのまま近代日本の始まりに重なる。

ジャンル: 小説・文学

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