『理由と人格 非人格性の倫理へ』
デレク・パーフィット
人格の同一性と倫理を、思考実験によって組み直した20世紀倫理学の主著。自己の利益を最大化するという常識的な理論が自壊することを示し、次いで同じ人物であり続けること自体は思われているほど重要ではないと論じる。転送装置で身体を複製する例や脳を分割する例を使い、人格を心理的な連続性の束として捉え直す議論が中核にある。最終部では、まだ存在しない未来世代への責任という難問を提出する。
ジャンル: 哲学・思想
この本を薦めた人(1人)
- サム・ハリス(神経科学者・ポッドキャスト「Making Sense」ホスト)が薦めた。出典: 寄稿リスト(Brain Pickings/現The Marginalian)
サム・ハリスが薦めた他の本
- 21世紀の啓蒙 理性、科学、ヒューマニズム、進歩(スティーブン・ピンカー)
- 『西洋哲学史』(バートランド・ラッセル)
- スーパーインテリジェンス 超絶AIと人類の命運(ニック・ボストロム)
- 『悲しみにある者』(ジョーン・ディディオン)
- 『アイ・アム・ザット 私は在る』(ニサルガダッタ・マハラジ)
- コーラン((イスラム教聖典・日本語訳))