一四一七年、その一冊がすべてを変えた

スティーヴン・グリーンブラット

一四一七年にドイツの修道院でルクレティウス『物の本質について』の写本が見つかった事件から、ルネサンスの転回を描いた歴史書。この詩は世界が原子の偶然の運動でできており神の介入も来世もないと説き、再発見が近代の世界観を準備したと論じる。写本を探し歩いたポッジョの半生や、修道院の写字室の描写が当時の知の風景を映す。一冊の書物が歴史を動かした過程を追い、ピュリッツァー賞と全米図書賞を受けた。

ジャンル: 歴史・文明

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