ヴィレット
シャーロット・ブロンテ
身寄りのない女性ルーシー・スノウが、異国の町ヴィレットの寄宿学校で教師として働く姿を描くブロンテ後期の長編。語り手であるルーシー自身が感情を隠し、読者にも肝心なことを告げないまま話が進む。監視の目が張り巡らされた学校での孤独と、二人の男性への思いが抑えた筆致で積み上げられる。結末を読者に委ねた作りも含め、『ジェイン・エア』より複雑な作品とされる。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- カズオ・イシグロ(ノーベル文学賞作家・『日の名残り』著者)が薦めた。出典: インタビュー(NYT「By the Book」2015年・転載アーカイブ)
カズオ・イシグロが薦めた他の本
- 『ジェイン・エア』(シャーロット・ブロンテ)
- ブラッド・メリディアン(コーマック・マッカーシー)
- ロンサム・ダブ(ラリー・マクマートリー)
- 国境の南、太陽の西(村上春樹)
- バスカヴィル家の犬(アーサー・コナン・ドイル)
- でかした、ジーヴス!(P・G・ウッドハウス)