『ダブリナーズ』
ジェイムズ・ジョイス
二十世紀初頭のダブリンに生きる人々を描いた十五編の短編集。少年期から青年期、成年期、公的生活へと配列され、街全体が一つの人生の形をなすように組まれている。「アラビー」の幻滅や、最後の「死者たち」で降る雪の場面など、日常の底が抜ける瞬間が繰り返し現れる。麻痺した街という主題は、後の『ユリシーズ』へとそのまま続いていく。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- アーネスト・ヘミングウェイ(小説家・ノーベル文学賞受賞者)が薦めた。出典: 本人エッセイ(Esquire 1935年10月号)