『少年は残酷な弓を射る』

ライオネル・シュライヴァー

高校で大量殺人を起こした息子について、母親が書き続ける手紙という形をとった小説。旅行ガイドの出版で成功したエヴァが、望んで産んだわけではない息子ケヴィンとの十六年を、別居中の夫への書簡で一つずつ振り返っていく。事件の残虐さと同じ重さで、母が子を愛せなかった記憶が語られ、原因がどこにあったのかは最後まで宙づりに置かれる。オレンジ賞を受賞し、映画化もされた。

ジャンル: 小説・文学

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