タタール人の砂漠
ディーノ・ブッツァーティ
来るかわからない敵を辺境の要塞で待ち続ける将校の生涯を描く不条理小説。赴任した若い士官ドローゴは、北の砂漠の向こうから攻めてくるはずのタタール人を待つうち、数か月のつもりが数十年をその場で過ごしてしまう。ついに敵が現れたとき、彼は病んで要塞を去ったあとで、宿の一室で最期を迎える。待つことに人生を明け渡す時間の流れが、静かに書かれている。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- ナシーム・ニコラス・タレブ(『ブラック・スワン』著者)が薦めた。出典: 著書『ブラック・スワン』での言及
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