服従
ミシェル・ウエルベック
イスラーム政党の大統領が誕生した近未来のフランスを描く長編。大統領選で極右との決選を制した穏健イスラーム政党が政権を取り、大学も社会も静かに作り変えられていく。主人公はユイスマンス研究の大学教授で、信仰も政治も持たないまま、待遇と結婚の条件に引かれて改宗へ傾く。抵抗ではなく順応として書かれるところに、この小説の冷たさがある。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- ダグラス・マレー(作家・ジャーナリスト)が薦めた。
時代を最も理解している小説家
出典: The Spectator ウエルベック論
ダグラス・マレーが薦めた他の本
- フランス革命についての省察(エドマンド・バーク)
- ラディカルズ 世界を塗り替える〈過激な人たち〉(ジェイミー・バートレット)
- 蠅の王(ウィリアム・ゴールディング)
- 知覚の扉(オルダス・ハクスリー)
- オーデン詩集(W・H・オーデン)
- 人類と神々の4万年史(ニール・マクレガー)