雪国

川端康成

雪深い温泉町に通う男と芸者の関わりを描いた川端康成の代表作。無為に暮らす島村が、駒子の一途な熱情を受け止めきれないまま、季節をまたいで三度この町を訪れる。汽車の窓に映る娘の顔と流れる夕景が重なる冒頭の場面が、この小説の見方を決めている。徒労と知りながら生きる姿を澄んだ文章で写し取り、ノーベル文学賞の授賞理由にも挙げられた。

ジャンル: 小説・文学

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