ポーツマスの旗
吉村昭
日露戦争の講和交渉にあたった外相・小村寿太郎を描いた記録小説。国力の限界を知る政府が早期の講和を探り、小村がロシアのウィッテと向き合うまでの経緯を資料に沿って追う。賠償金を取れず樺太の南半分にとどまった条約が、帰国後に日比谷焼打事件を招くところまでが書かれる。勝利の実像と世論の落差を、感情を排した筆で記録している。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- 一谷昇一郎(プルデンシャル生命保険社長)が薦めた。出典: 週刊エコノミスト 編集長インタビュー(2017/5/23)「私を変えた本」
一谷昇一郎が薦めた他の本
- 蒼き狼(井上靖)