道徳の系譜

フリードリヒ・ニーチェ

善悪という価値がどこから生まれたのかを問うニーチェの論文集。三つの論文で、「よい」の意味の反転、良心の呵責の起源、禁欲主義的理想の正体を順に追っていく。強者への怨恨が価値を裏返し、負い目と刑罰が人間の内面を作ったという筋道が全体を貫く。道徳を天から与えられたものではなく、歴史の産物として疑う読み方の原型になった。

ジャンル: 哲学・思想

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