多数決を疑う 社会的選択理論とは何か

坂井豊貴

社会的選択理論の入門書。多数決は票が割れると少数派の候補を勝たせてしまうことを示し、決め方そのものを問い直す。順位に点を付けて集計するボルダルール、一対一の比較で勝者を選ぶコンドルセの方式、そして完全な決め方が存在しないことを示すアローの不可能性定理を順に扱う。選挙制度や組織の意思決定を考える入口になる。

ジャンル: 経済・社会