万博と殺人鬼

エリック・ラーソン

一八九三年のシカゴ万博と、その陰で人を殺し続けた男を交互に描くノンフィクション。建築家バーナムが泥沼の埋立地に白亜の会場を作り上げる過程と、ホームズが万博客を自作の館へ誘い込む過程が並走する。記録に基づきながら小説の構成を取る書き方で、都市の熱狂と暗部が同時に立ち上がる。築く者と壊す者が同じ時代の産物であることが最後まで対比される。

ジャンル: ノンフィクション

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