ガン病棟

アレクサンドル・ソルジェニーツィン

ソ連の癌病棟に集められた患者たちを描いた長編。流刑地から出てきた元囚人コストグロートフと、密告で人を陥れてきた党官僚ルサーノフが同じ病室に並び、病の前の平等が体制の歪みを照らし出す。トルストイの「人は何によって生きるか」を病室で論じ合う場面が、作品の主題をそのまま名指す。作者自身の癌の経験から書かれ、ソ連では出版を拒まれて国外で世に出た。

ジャンル: 小説・文学

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