青べか物語

山本周五郎

昭和初期の浦安を浦粕として描いた山本周五郎の連作。若い作家が町に住みつき、漁師や船宿の人々に呆れながら関わっていく日々が、短い話の積み重ねで進む。早々に、使い物にならない古い舟である青べかを売りつけられる場面が、この町との付き合い方を決めてしまう。狡くて逞しい人々を突き放しながら、情をこめて記した作品として読み継がれてきた。

ジャンル: 小説・文学

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