巴里に死す

芹沢光治良

1920年代のパリで結核に倒れた日本人女性が、幼い娘に遺すノートを綴る物語。異国での結婚生活と病、そして死を前にした母が、娘に伝えておきたい言葉を書きつけていく。二十年後に成長した娘がその記録を読む構成をとることで、母の生の全体が読者にも開かれる。フランス語訳が高く評価され、芹沢光治良の名を欧州に知らせた代表作になった。

ジャンル: 小説・文学

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