谷間の花が見えなかった時

伊藤ていじ

建築史家が建築家・松本與作から聞き取った証言をまとめた記録。日本の近代建築史に空いていた断絶を、その時代を生きた当事者の言葉で埋めようとする。大工から建築の道に入り、辰野金吾のもとで東京駅の工事に加わり、第一相互館や第一生命館を手がけた歩みが語られる。設計者の名前だけでは追えない、近代建築の現場の側の歴史が残された。

ジャンル: デザイン・芸術

この本を薦めた人(1人)

表輝幸が薦めた他の本