これから話す物語

セース・ノーテボーム、鴻巣友季子訳

アムステルダムで眠った元古典教師が、二十年前に泊まったリスボンの部屋で目覚める中編。自分が死んだのかどうかも分からないまま、教師時代の恋と屈辱の記憶を辿り直していく。後半は船に乗り合わせた者たちが順に自分の物語を語る場面へ移り、変身と死の主題が重なる。オウィディウス『変身物語』を下敷きに、オランダの作家ノーテボームが書いた作品。

ジャンル: 小説・文学

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