一房の葡萄
有島武郎
絵の具を盗んだ少年と、それを咎めずに受け止めた女教師を描く有島武郎の短編。横浜の外国人の子が通う学校で、級友ジムの藍と洋紅がどうしても欲しくなった「僕」が、その二色を持ち出してしまう。露見して泣く少年に、先生は罰の代わりに窓辺の葡萄を一房もいで手渡す。子どもの罪の意識と、許されることの重さが短い枚数に収められている。
ジャンル: 小説・文学
この本を薦めた人(1人)
- 一宮なほみ(人事院総裁)が薦めた。
有島武郎の「一房の葡萄」を繰り返し読んだことを覚えています
出典: 日本経済新聞「リーダーの本棚」