カーライル選集 3(過去と現在)

トーマス・カーライル、上田和夫訳

十二世紀の修道院と十九世紀イギリスの産業社会を並べて論じた社会批評。中世の年代記に読んだ修道院長サムソンの統治を軸に据え、金銭のやりとりだけが人をつなぐ社会へ堕したイギリスを批判する。「遠いむかしの修道士」と「近代の労働者」を対にした構成で、労働の尊厳と人を率いる者の責任を説いた。産業社会への批判は立場を越えて読まれ、後の思想家に広く引き継がれた。

ジャンル: 哲学・思想

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