砂の器

松本清張

松本清張の代表作となった長編推理。東京の操車場で見つかった身元不明の死体を方言と断片的な記憶だけを頼りに追う捜査から、隠された出自と差別が浮かび上がる。目撃証言に残った「カメダ」という言葉と東北訛りが、やがて捜査を思わぬ土地へ導く。犯人を追う話でありながら、戦後日本が抱えた差別を正面から扱った点で読み継がれてきた。

ジャンル: 小説・文学

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