アウシュヴィッツは終わらない(これが人間か)

プリーモ・レーヴィ

イタリアのユダヤ系化学者が、アウシュヴィッツでの約一年の収容体験を記録した証言文学。憎悪や告発の言葉を避け、収容所の仕組みと囚人たちの行動を化学者の観察眼で淡々と描き、極限状態で人間がどう変わるかを問う。収容所内の物々交換の経済や、ダンテの『神曲』の一節を仲間に語って聞かせる場面など、人間性を保とうとする細部が記憶に残る。ホロコースト文学の最も重要な作品の一つとして各国で読み継がれている。

ジャンル: ノンフィクション

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